神栖市議会 2022-12-15
12月15日-04号
◆2番(幸保正東君) 議長より発言の許可をいただきましたので、反対討論を行います。 以前、神栖では
替え玉投票にて数名の逮捕者が出ているのは事実であります。市民からの情報に基づく発言を
不穏当発言とすることは、言論の自由を封殺するだけでなく、議会として一番大事な市民の声が届かなくなり、民意の反映の後退となり、大変危険なことと考えられます。 今回のことは
選挙管理委員会に不正投票などを未然に防止して公正な選挙を行ってもらおうとする市民の訴えを代弁して発言したものであり、ましてや議員や個人に対して無礼な発言などではないので、
不穏当発言にはなりません。重ね重ね言いますが、今回のことを
不穏当発言とするならば、言論の自由はなくなると私は考えます。 以上、反対討論とさせていただきます。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、本動議に対する賛成者の討論を許可いたします。 8番、
須田光一議員。 〔8番 須田光一君 登壇〕
◆8番(須田光一君) ただいまの討論ですが、賛成討論ということでお話をさせていただきます。 まず、市民に対してあたかも選挙で不正があったかのような発言が額賀議員のほうからありました。そしてまた、それは市民に誤解を与えるということで、私は今回の動議、
一般質問における発言の取り消しを求める動議に賛成をしたわけです。 ありがとうございます。よく話をします。 なぜ、駄目だったか、これがいけないのか、こういうことを今、選挙が終わった段階で額賀議員が一度
ノーサイドという言葉を使ってやっていました。その中で、選挙が終わったら
ノーサイドだよと。大変いい言葉を言ってくれたなと思ったんです。しかしながら、その後今回の市民に対してあたかも不正があったかのような言動がありました。こういうことが続いていたのでは、選挙のたびにこういった批判、こういったものが行われる。これは、
議会制民主主義の中で選挙で選ばれた方に対して大変失礼ではないかと。これはある陣営という言葉が出ましたけれども、三陣営の中でそれぞれの方がいろんな思いで一生懸命やった選挙だと思うんです。それに対してこういう言葉を投げかけるというのは、私は賛成ができません。そしてまた、選挙制度に関しましては、昨日
佐々木議員のほうからも出ましたけれども、いろんな改革はしていくべきであると、このように思っております。これに対しては全然文句、いいんですけれども、人をおとしめるような発言があったとするならば、これは議員としていかがなものかというところでございます。 そのような観点から、今回の
一般質問における発言の取消しを求めるということを皆様にご賛同いただきたくよろしくお願いをいたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。
--暫時休憩といたします。
△休憩 午前10時19分
△再開 午前10時21分
○議長(
五十嵐清美君) 再開いたします。 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより
一般質問における発言者の
発言取り消しを求める動議を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 お諮りいたします。 この動議のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立少数であります。 よって、本動議は否決されました。 11番、
額賀優議員の入場を許可いたします。 〔11番 額賀 優君
入場〕-----------------------------------
△日程第2 鹿行
広域事務組合議会議員補欠選挙について
○議長(
五十嵐清美君) 日程第2、鹿行
広域事務組合議会議員補欠選挙を行います。 選挙すべき人数は1人です。選挙は投票により行います。 議場の出入口を閉鎖いたします。 〔議場閉鎖〕
○議長(
五十嵐清美君) ただいまの出席議員は21人であります。
神栖市議会会議規則第31条第2項の規定に基づき、立会人に3番、
山本実議員、8番、
須田光一議員、13番、
西山正司議員を指名いたします。 投票用紙を配布いたします。 〔
投票用紙配布〕
○議長(
五十嵐清美君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。
--投票用紙の配布漏れなしと認めます。 続いて、投票箱を改めます。 〔
投票箱点検〕
○議長(
五十嵐清美君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は
単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を自席で記載願います。 投票の方法につきましては、点呼に応じて順次向かって右側から登壇の上、投票をお願いいたします。 点呼を命じます。 事務局長。 〔投票〕
○議長(
五十嵐清美君) 投票漏れはありませんか。
--投票漏れなしと認め、投票を終了いたします。 開票を行います。 立会人の方は開票の立会いをお願いいたします。 〔開票〕
○議長(
五十嵐清美君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 21票 有効投票 21票 無効投票 0票 有効投票中 12番
高橋佑至議員 14票 19番
関口正司議員 4票 13番
西山正司議員 3票 以上のとおりでございます。 この選挙の
法定得票数は6票であります。 よって、12番、
高橋佑至議員が鹿行
広域事務組合議会議員に当選されました。 議場の出入口の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○議長(
五十嵐清美君) ただいま当選されました12番、
高橋佑至議員が議場におりますので、本席から
神栖市議会会議規則第32条第2項の規定に基づき告知をいたします。
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△日程第3 議案第1号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第7号)
○議長(
五十嵐清美君) 日程第3、議案第1号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 本案については既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) 通告してありますので、通告に従って質問させていただきます。 その前に、先ほどの発言に対する採決がありましたので、一言申し述べさせていただきます。 特定の人、特定の団体、これに対する特別法律に違反するような中傷とかそういうことは別として、簡単にするものではないと思います。いずれにしても、そういううわさも立つということも異常な状態で、いずれにしましても公正な選挙にこれから努めていきたいと思います。 私も14年前ですか、苦い経験をした経験があります。そういうのは非常に深刻な事態だと私も思っています。そのために自分も努力していきたいと思います。 質問に入ります。
消費税増税は市民の生活を直撃し、経済もますます深刻な事態を迎えて、本来の税金の使い道が問われてきたと思います。その事態にあって補正されるようですが、今後の見通しなどを伺います。憲法の理念に沿って、市民の命、福祉、暮らしを優先して守り、向上させるものか基準に重複しないよう、また、自分が所属する
常任委員会に付託されたものについては極力委員会で質疑をするよう努めてまいります。答弁も簡潔明瞭にお願いいたします。 まず、具体的にどのような支援がされるのか、また、申請が必要とされるのか、その基準などはどうなのか。市民の直接の支援など、どういう内容なのか伺います。 次に、中小業者にはどのような支援がされるのか。結果、市民にとってはどのような恩恵があるのか。また、事業者の規模によって基準があるのかをお願いいたします。また、次に農業支援もどのようにされ、その支援が農業の中心を占める家族農業への支援となるか、消費者にはその結果どのような効果があるかを、また、市にとってもどのような効果があるのかを伺います。 以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 答弁を求めます。
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) 私からは関口議員のご質問のうち、中小事業者への支援といたしまして神栖市貸切バス事業者支援金及び神栖市スポーツ観光施設維持管理支援金についてお答えいたします。 これらの支援金につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、大幅な減収が続いている貸切バス事業者及びスポーツ施設を維持管理している宿泊事業者に対して、事業の継続を下支えをするための支援を行うものでございます。 各支援の対象と内容についてでございますが、神栖市貸切バス事業者支援金の対象につきましては、一般貸切旅客自動車運送事業を営み、市内に本社を有する法人または個人事業者で、支援金受領後も継続して営業する意思のある事業者とし、大型バス1台当たり15万円、中型バス以下1台当たり10万円を交付するものでございます。 次に、神栖市スポーツ観光施設維持管理支援金の対象につきましては、市内において宿泊業を営み、スポーツ施設を維持管理している事業者を対象とし、天然芝サッカーグラウンド1面当たり15万円、人工芝サッカーグラウンドや野球場等の運動施設1面当たり3万円を交付するものでございます。 市民への恩恵についてでございますけれども、事業継続への下支えを行うことにより、支援を受ける事業者だけでなく、宿泊事業者等に食材の納入などを行う関連事業者の事業継続への支援にもつながるとともに、貸切バス事業者、宿泊事業者及びそれらに関連する事業者の雇用の確保につながるものと考えております。 また、これらの支援金につきましては、申請のほうをいただくという予定になってございます。規模等にしましては、バスの所有台数、運動施設の所有年数等により、支援金の額に差が生じてまいってまいります。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 農林課長。
◎農林課長(遠藤隆行君) 私からは、関口議員の農業者支援についてのご質問にお答えいたします。 はじめに、支援内容についてのお尋ねでございますが、新型コロナウイルス感染症や世界情勢の影響に伴う物価高騰により、経営に多大な影響を受けている農家を支援するため、農家自らが生産した農産物の出荷または販売に使用する梱包用資材等の購入費に対し、農業用出荷資材等価格高騰対策緊急支援事業費補助金を交付するものでございます。 次に、支援対象についてでございますが、交付対象者は農業協同組合、その他農業者の組織団体及び家族で農業を営む個人農家へのご支援となっております。 申請方法など詳細につきましては、佐藤議員の
一般質問でお答えしたとおりでございます。 次に、消費者及び市への効果についてのお尋ねでございますが、農業用出荷資材など価格高騰分は、農産物の価格に転嫁させることが難しいため、農業所得の減少に直接つながることとなり、農業者の生産意欲の減退など大きな影響を及ぼします。 このような状況から、全ての農業者が使用する出荷及び販売資材の購入費用の支援により、農業経営への影響が緩和され、農産物の生産が安定し、また、価格高騰が抑制され、市民の消費拡大にもつながっていく効果を期待しております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) 答弁漏れだと思いますが、希望に関係なく支援されるかどうかということ、これ農業も同じですけれども、それで、その場合に、中小業者の場合は本店が市内にあるということが条件にあるんですけれども、そうした場合に中小業者は全部、その市内の業者は全部対象ということでよろしいのでしょうか。それから農業も同じようにそれでよろしいのでしょうか。 それからもう一つ、これは通告していなかったんですけれども、収入として入るわけですけれども、それを申告義務があるのか、収入として申告されなくてはならないのか、もう一度お願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) 農林課長。
◎農林課長(遠藤隆行君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 経営規模などに影響があるのかということのご質問だったと思いますが、農業に関しましては、特に営業規模、面積等に関係なく、全ての農業者の方々に関係する農業資材等を対象にしているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) 私からは、関口議員のご質問のうち、貸切バス事業者支援金、スポーツ観光施設維持管理支援金の規模についてお答えをさせていただきたいと思います。 先ほども答弁のほうをさせていただいたんですけれども、当支援金の内容につきましては、市内の各旅館、関東陸運局のほうに貸切バス事業者としての登録のある事業者、全ての方々に、それぞれ所有するバスの台数並びに運動施設の所有面数に応じて、支援金のほうを交付させていただくというものになってございます。 私からは以上です。
○議長(
五十嵐清美君)
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) 大変申し訳ございませんでした。 申告のほうでございますけれども、これら各種、新型コロナ関連の支援金等につきましては、ちょっと私、今、手元に核となる資料のほうをお持ちしておりませんので、ちょっと明確な答弁はできないんですが、当初、持続化給付金等につきましても申告の義務はないという認識を持ってございます。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) 農業も同じように申告の義務はないと思いますけれども、後日、お願いいたします。 企業の9割とも言われる中小企業や家族農業への支援、それが直接ではないですけれども、そのことが消費者の支援にもなると思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。 22番、木内敏之議員。 〔22番 木内敏之君 質問者席へ移動〕
◆22番(木内敏之君) それでは、質問をさせていただきたいと思います。
不穏当発言をしないように、また原稿がないものですから間違わないように。間違いましたら執行部のほうから遠慮なくご指摘をいただければなというふうに思っております。 私は、50ページの債務負担行為の中の63億円、新可燃ごみ処理施設長期包括運営事業について、若干質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、質問に入る前に、先日の議員協議会で鳥のインフルエンザについて質問をしましたが、各行政区のほうに非常に遅れたのは、茨城県からの連絡が遅れたんだというような、市長お話でしたよね、たしか。 それで、私も茨城県のほうを調べさせていただきましたけれども、茨城県のほうにはちゃんと、11月10日の焼却をする前に、きちっと神栖市のほうから近隣の行政区に了解をもらったよというようなことで、茨城県のほうにきちっとやっているんですね。 この前の答弁がどうだこうだということではなくて、これからも、これ産業廃棄物でないということでございますので、今度の新可燃ごみ施設に、またこのように搬入がある可能性が私はあるというふうに思っておりますので、今までは反対期成同盟の皆さんや近隣の行政区の皆さんとの申合せ、覚書がありましたけれども、今後この新可燃ごみの稼働した場合に、同じようなことに、その物が入ってくる可能性があります。このあたりを新たな枠組みできちっと行政区のほうに、もうこれまでみたく、ポスティングはなしにしてもらって、さきの選挙の話がありましたけれども、ポスティングというのはよく後援会活動でありますけれども、この近隣の行政区にいなかったからポスティングをするなんていうやり方をしないように。何としても、きちっと区長会の会長さんや、近隣の行政区の区長さん、それからホームページ等で、市長、これは約束してくださいよ。ぜひとも、今までみたいなポスティング、それで茨城県の責任にしないで、神栖市の市民にはきちっと市長から、こういうことでこの鳥インフルエンザの鳥はちゃんと焼却、ここでするんだよというようなメッセージもきちっと出していただきたいというふうに思っております。 それでは、質問に入らせて、これに何かありましたら、市長、この前、少し私から言うと間違った答弁をしているようですので、一言お願いをできればと思います。 次に、この63億円の根拠ですね。全体では118億円ですか、神栖市が負担するのが63億円余りということでございますので、この算出根拠は何であったのか、まずそれが1点ですね。 それで、今、鹿嶋に中間施設建設が始まったと聞いておりますけれども、その中間施設の管理費は、ここから拠出するのか、改めてやるのか、これも併せて質問をさせてください。 もう一点、鹿嶋の中継施設建設用地のくい抜きその他撤去工事というのが6,930万円でありました。それで、私の計算でいくと、約4千万円が神栖市の負担になります。これをなぜ神栖市が払うのか。以前、市長、町議会議員のとき、これ、いなかったのかな。RDFの、波崎RDFセンターを建てるときに、今建っていますよね。その下にごみがありまして、建設ができないということで、金額は私も、合併もしていませんし忘れましたけれども、聞いた話によると6億円、7億円、波崎の町でそのお金を払って、そして、波崎町が責任を持って、下をきれいにして、今の波崎RDFセンターを建設したということでございます。 今回のこの中間施設ですね、なぜ神栖が4千万円、6,930万円のうちの約4千万円を負担しなければならないのか、なぜ鹿嶋のごみを我々の税金でもってきれいにしなければならないのか。ここをお聞きしたいと思います。 以上で、1回目の質問を終わります。
○議長(
五十嵐清美君)
廃棄物対策課長。
◎
廃棄物対策課長(飯田義則君) ただいまの木内議員のご質問のほうにお答えさせていただきます。 まず、1点目の鳥インフルエンザを新しいごみ処理施設で焼却する場合の、地元の説明について説明をさせていただきます。 鳥インフルエンザなどの家畜予防法に該当するものを新可燃ごみ処理で焼却する場合は、県畜産課や市農林課と調整し、近隣地区の住民や関係団体に丁寧に説明を行い、ご理解を得てから処理を行いたいというふうに考えております。 続きまして、2番目の委託料の算出根拠につきましては、本業務の発注準備といたしまして、コンサルタント会社に長期包括運営委託導入可能性調査及び契約支援業務を委託しております。この委託業務の中で一般法人環境衛生施設維持管理業協会参入企業及びプラント系企業及び運転管理系に対して、運営業務の見積りを依頼いたしました。この見積り結果を基に、業務に必要な人員を整理するとともに、人件費の平均化を行い、また組合独自による他自治体先進事例のアンケート調査等を考慮の上、品目ごとに削除率などの設定をするなどして算出したものでございます。 その後、鹿嶋市、神栖市及び担当組合で組織する鹿島地方一般廃棄物対策連絡協議会に諮り、最終的に管理者の決議により決定したものとなっております。 続きまして、鹿嶋中継施設の管理費が、今現在、鹿嶋市のほうで造られている鹿嶋中継施設の管理費が、この債務負担行為のほうに含まれているかという質問につきましては、こちらの中継施設の運営管理については含まれておりません。今後、事務組合のほうで同じように、管理費のほうも負担についても協議することになっております。 続きまして、鹿嶋市のその中継施設のほうのくいのお話でございますが、こちらのほうにつきましては、鹿嶋中継施設は必要な施設と考えておりますので、鹿島地方事務組合で整備し、管理を行いたいと考えております。 これまでの経過としましては、鹿嶋市から鹿嶋中継施設の建設用地に、昭和50年代に建設があった衛生プラントの既存くいが地中に残存していることなので、鹿嶋中継施設を建設するに当たり、その残存くいの撤去が必要になるということの説明がありました。両市で協議を行い、協同事業で実施することといたしました。 鹿嶋中継施設の建設費は、今回予定している箇所以外の選定が、新可燃ごみ処理施設建設のスケジュール等を考えると、新しい中継施設の建設用地を変更するということが難しいという当時の協議等の内容となっております。 続きまして、4点目として、神栖市の負担が約4千万円程度負担するのかというのは、今、説明したとおり、必要があるものなので、負担をさせていただきたいということとなっております。 続きまして、そのときに、波崎町の波崎RDFセンターの建設時に地中に埋設してあった廃棄物等処分を当時波崎町でしたのに、今回なぜ神栖市が負担しないとしようがないということにつきましては、波崎RDFセンターの整備時の廃棄物の撤去につきましては、20年以上も前の話となりますので、当時の状況に応じて、工事を執行部が判断したものと認識しております。 今回につきましては、鹿嶋中継施設を整備するにあたり、くい撤去は必要な事業と判断し、一連の建設事業として行うこととして判断させていただきました。 私からの説明となります。
○議長(
五十嵐清美君) 22番、木内敏之議員。
◆22番(木内敏之君) 鳥のインフルエンザ、これから近隣の行政区とどのように枠組みをやって同意をもらっていくのか。そこをもうちょっと、もう目の前に来ているわけだから、やっぱり話合いを行政区とやってもらったり。これまでは何度も来ているから配布だけでいいよと。ところが、今の区長さん分からないんですよ。ですから、これを丁寧にやって、困ったらばやっぱりあそこでもって焼却できるのであれば、私は必要だと思いますよ。 私はそういう意味で、近隣の行政区の同意を取ってくださいよと。ある方から電話ありましたよ、怒って。何で俺が賛成しているのにおまえ反対するんだって。いや、
神栖市議会で質問したら、電話でもって怒られたのは初めてですよ、私も。私は、あえて反対したつもりはないんだけれども。ああいうようなポスティングの形を区長さんに、市長ね、やってよ、それで我々黙ってはいられないですよ。市長さんもよく知っている人ですから、よくご理解をしてもらって、それで説明したら、そのとおりだと言っていました。ポスティングはねえわって、その人も。ぜひ、そういうことのないように、これから新しい施設でそういうことがあれば、新しいきちっとした協議をして、そして同意をもらって、神栖市民が理解をして協力をしていくという形を取ってください。 それから、くいの話。あと、この中身については総務産業分科会のほうでもって、しっかり委員長を先頭に議論してもらって、このくいは鹿嶋のごみなんだよな、私から言わせれば。波崎のRDFを建てるときも20年間って。このくいだって20年前に入っていたんじゃないですか。何で今回、前回は波崎のRDFは財政調整基金を最後の最後まで切り崩して処分をしたそうですよ、当時。それなのに何で今回4千万円もの神栖市の、市長、損するの大好きなんだね。何で、これ損しないといけないんですか。本当は鹿嶋がその用地を提供する、そこに何かあったら、鹿嶋がそういうものも負担をして全部更地にしてからやるのと違いますか。あなたはどうもね、鹿嶋との交渉で全部、神栖市民が損することが大好きなんだよ。これ、
不穏当発言じゃないでしょう。 それについて、市長、向こうの課長さんは、神栖の
廃棄物対策課長だから分からないところがあるけれども、鹿島地方事務組合の管理者ですから、市長さんが責任を持って答弁してくださいよ、この件については。当時、波崎町のRDFを建てた底地についてのごみは、波崎町が責任を持ってやって、今建って、それで今度は改修をしてやるんですよ。それは当然ながら、改修費は鹿島地方事務組合が負担をする。その約58パーセントですか、我々が神栖市民がやる。何で鹿嶋のくいを地下に埋まっているくいを、それをなぜ地方事務組合の予算でもってやるのか、それお願いします。
○議長(
五十嵐清美君) 市長。
◎市長(石田進君) 木内議員の質問にお答えいたします。 この事業については、当時の波崎のごみの件は私は分かりませんが、当時は再資源化センターについては。
○議長(
五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時04分
△再開 午前11時04分
○議長(
五十嵐清美君) 再開します。 〔市長 石田 進君 登壇〕
◎市長(石田進君) 当時のごみ処理施設、もう二十数年前だと思いますが、当時は県主体で再資源化センターの構想が上がって、当時は神栖町、鹿嶋市、波崎町ということで。鹿嶋のごみと波崎のごみが1回神栖市が集めてという構想が、いろいろ反対があって頓挫をして、神栖のごみを鹿嶋と波崎に分けて固形化燃料にしたものを行くというような構想、その当時は私は議員ではありませんでした。ただ、そのごみを、構想をつくったのは茨城県が主体でやりました。 今回のこの再資源化センターの老朽化に伴って、新しい新ごみ処理施設は、鹿嶋市と神栖市がお互いの信頼関係の中で、前にも木内議員さんから負担割合がおかしいということで、さんざん私言われました。それは、建設は人口割合、人口比にしようということで鹿嶋市と同意をしました。ごみ割については、この後のごみ処理については、ごみ量の負担にしましょうと。これは両市での話合いでございます。 いつも私は両市の信頼関係が大事だと。この鹿島の地方事務組合にしましても、ごみ処理の施設にしましても、消防の施設にしましても、お互いに話し合うことが大事でございます。今回の中継基地の下にくいがあるというのは、その後分かりましたが、全て建設に関わる事業の流れですので、ここのところだけ鹿嶋さんにお願いするというわけにはいきません。 それと、もしかして、波崎側のほうも、この後、浸水想定があるところですので、波崎側の中継地にとっても、この後、防波堤をつくったり、様々な形で神栖市で負担をしなくちゃいけないものを、また鹿嶋さんにもお願いすることも出てきます。そういうことを併せて、お互いいろんなことを歩み寄ってきた交渉の結果ですので、議員の皆様方にはご理解をお願いしたいと思います。 私からは以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 22番、木内敏之議員。
◆22番(木内敏之君) 市長よりも私のほうが経歴が長かったというのをちょっとあれしましたけれども。 市長、その認識が私は少し間違っていると思っています。鹿島再資源化センターは、茨城県が主体としてやった。この構想は茨城県、鹿嶋市、神栖町、波崎町、それから鹿工連というんですか、この企業の。ここが要するに地区内から出た産業廃棄物、そして、我々のごみをRDF化してやっていこうと。でも、このRDFの事業は茨城県ではないんですよ。茨城県じゃないじゃないですか。地方事務組合でやっているわけじゃないですか。そうでしょう。鹿島再資源化センターと関連はしている事業だけれども、経営主体が違うんだよ。課長、そうだよな。今の私のあれが間違っているなら、議事録は削除してもらって結構だ。 市長の見解は茨城県の責任にしているかもしれないけれども、RDFの用地は全部そこの市町村でもって用意をするということになったから、波崎町はごみがあるから片づけたんだよ。そのことを分からない、誰も分からなかったから4千万円も損するのかよ。そうじゃないじゃないですか。ね。これ大きな問題ですよ、市長。そうじゃないですか。過去には自分たちの施設は全部用地を各市町村は用意をする。それが取決めになったのに、何でそれが今回できなかったんですか。そうでしょう。 まあね、これ以上議論したって、市長が問題ないんだ、我々はこれ4千万円どうするんだって言ったって、もうお金払っちゃっている。でもね、何でこんなに損することばっかり大好きなのか。よくね、過去のことを学んで、勉強してもらって、これから行政執行にぜひとも当たってもらわなければ困りますよ。まだまだこれから中継施設、鹿嶋も建設始める。波崎のRDFも改修を始める。これね、建設費150億円の2ポイント割となって3億円、中間施設、この4千万円入れたら4億円から損しているんですよ、私の計算では、余りが。 ぜひ市長ね、もう一回、鹿嶋との交渉がというけれども、向こうのほうが上手なんだよ。正直なとこ言って。私はこのことだけはどうしても下がれませんので。今後ともよろしくお願いしますよ。神栖の税金は大切に。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 市長。 〔市長 石田 進君 登壇〕
◎市長(石田進君) 木内議員の3回目の質問にお答えいたしますが、私、大分ひどいことを言われて心が傷ついております。 私はこの復興特別交付税をゼロだったものを60億円近く確保したこと、また220億円の当初の計画を百五、六十億円に圧縮したこと。市民の皆さんからとって、これだけのことを成し遂げたそういう状況を私は褒めてもらえると思っていました。その鹿嶋との交渉の中で、今回は4千万円負担が多いということよりも、この事業を全てを今、見てください。新しい財源を60億円近く確保したこと、また新たな知見を入れて、既に70億円近く圧縮したこと、これらは市民の皆さんにしっかりと理解をしていただきたいと思っております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、予算決算
常任委員会に付託することといたします。 ここで先ほどの第1号議案に係る
関口正司議員への答弁に対して、
観光振興課長から発言訂正の申出がありましたので、これを許可いたします。
観光振興課長。
◎
観光振興課長(
實川芳成君) 先ほど、関口議員のご質問に対する答弁で、私のほうから持続化給付金につきましては申告義務がないという旨、ご答弁をさせていただいたところでございますが、こちらのほうが誤りでございまして、申告義務はあるというものでございます。おわびして訂正のほうをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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△日程第4 議案第2号 令和4年度神栖市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)
○議長(
五十嵐清美君) 日程第4、議案第2号 令和4年度神栖市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、予算決算
常任委員会に付託することといたします。
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△日程第5 議案第3号 令和4年度神栖市
水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(
五十嵐清美君) 日程第5、議案第3号 令和4年度神栖市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) 2号ですけれども、その前に先ほどの市長の答弁の中でちょっと疑問に思ったことがありましたので、一言発言させてもらいます。 いわゆる交付金をたくさんもらえるようになったということと、その4千万円のくいを抜くのと、そのこととはまた話が別だと思います。筋が通らないと思いますので、それはちょっと感じましたので、お願いいたします。 2号議案は介護保険なんですけれども、介護保険は3年ごとに改定がされているんですが。なぜ、このようなことが。
○議長(
五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時15分
△再開 午前11時15分
○議長(
五十嵐清美君) 再開いたします。
◆19番(関口正司君) 3号議案です。これによって、水道料金を上げるようなことにはならないのかどうか、伺います。 現在の水道料は、2015年当時、茨城県の人口が297万人に対して462万人という計算で水道を負担しているんですね。いわゆる責任引取り制でしょうけれども。そういうことから行くと、これからどうなるのかお願いいたします。 この面での国の支援金とか、そういうものはないのかどうかをお願いいたします。 以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 水道課長。
◎水道課長(大竹栄治君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、電気料金の値上げによって水道料金を上げることはないのかとのお尋ねでございますが、現時点では水道料金の値上げは予定しておりません。しかしながら、水道事業を取り巻く環境は厳しさを増しております。将来的な人口減少や施設の老朽化による更新費用の増大などが経営を圧迫していきます。 現在、平成29年度に策定した水道ビジョンの見直しを行っております。その中で水道事業の継続のため、水道料金の水準について検討してまいります。 次に、現在の水道料についてのお尋ねでございますが、神栖市の家庭用の水道料金については、鹿行5市の中では2番目に安い水準となっております。水道料金は今後の配水管の拡張や更新費用及び経営の維持に係る費用等を算定し、神栖市水道事業料金等検討協議会において検討し、議会の議決を経て決定するものでございます。 費用の中でも約50パーセントを占めている茨城県企業局への受水費は、契約水量である1日当たり4万3,150立方メートルに月額1,500円を乗じた額と、使用水量に1立方メートル当たり54円を乗じた額を加えた金額となっております。これらの単価につきましては、平成20年から変わっておりません。 また、令和3年度の1日最大受水量は3万5,532立方メートルで、契約水量4万3,150立方メートルと、使用水量に乖離がございますので、令和4年8月に鹿行5市で構成している鹿行地区上水道業務研究会において、茨城県知事及び企業局長への受水費値下げ要望を行いました。 次に、電気料金の値上げに対して、国の支援金はないのかとのお尋ねでございますが、国の令和4年度補正予算において、電気・ガス価格激変緩和対策事業が提案され、12月2日に可決されました。これは、電気事業者が国が定める値引き単価を使用者の電気料金から値引きした場合、国が電気事業者に対してその原資を支給するものでございます。 水道事業の電気料金は高圧契約でございますので、1キロワットアワー当たり3.5円が値引きされる予定でございます。値引きの適用期間は令和5年2月分から10月分までとされております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) どうもありがとうございました。 これ要望なんですけれども、そもそも命の水ですから、これ無料でもいいんですけれども、そうはいかないところがあるんだと思いますが。今、鹿行では2番目に安いと言いましたね。その鹿行は全域が高いんですよね。そういう意味では鹿行はあまり比較にならない。 そういう意味で、全国でのどれぐらいの水準か。それから、全県ではどれぐらいの水準かを、後でお願いいたします。 終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、予算決算
常任委員会に付託することといたします。
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△日程第6 議案第4号 令和4年度神栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)
○議長(
五十嵐清美君) 日程第6、議案第4号 令和4年度神栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑がないようですから質疑を終結いたします。 本案についても、予算決算
常任委員会に付託することといたします。
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△日程第7 議案第5号 財産の取得について ・4神栖市はさき保健・交流センター什器類購入
○議長(
五十嵐清美君) 日程第7、議案第5号 財産の取得について、4神栖市はさき保健・交流センター什器類購入を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑がないようですから質疑を終結いたします。 本案については、教育福祉委員会に付託することといたします。
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△日程第8 議案第6号
指定管理者の指定について ・神栖市はさき保健・交流センター
○議長(
五十嵐清美君) 日程第8、議案第6号
指定管理者の指定について、神栖市はさき保健・交流センターを議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) 第6号の質問をいたします。 この施設の
指定管理者として、しなくてはならないという法的な根拠をお願いしたいと思います。私の知るところでは、公の施設の
指定管理者制度は、2003年9月の
地方自治法一部改正でできました。この改正で既に公社・財団など委託されていた公の施設の管理は、2006年9月までに
指定管理者制度に移行するか、直営に戻すかの選択を迫りました。しかし、自治体が直営で管理している施設や新設の施設については
指定管理者制度を採用しなければならない法律上の根拠はありませんということですけれども、その法律、法的根拠をお願いしたいと思います。
○議長(
五十嵐清美君)
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(浅野明海君) 私からは、関口議員の
指定管理者制度の法的根拠についてのお尋ねにお答えいたします。 公の施設の管理運営は、平成15年9月に施行された
地方自治法、条文といたしましては法244条の2となりますが、
地方自治法の改正による
指定管理者制度の導入により、これまでの管理委託制度から
指定管理者制度に移行し、対象が広く民間企業まで拡大されたことが法的根拠となります。 また、総務省においても、平成27年8月の通知により、地方行政サービスの推進に関する留意事項の中で、民間委託の推進や
指定管理者制度の活用など、民間活力の活用を引き続き推進されたい旨が示されていることから、当市におきましても民間経営の発想やノウハウを有効活用し、住民サービスの向上並びに地域振興や活性化などを目的とし、
指定管理者や業務の民間委託等を進めているところでございます。 私からは以上となります。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) あくまでも国の要請ということですね。それを義務づけるということではないんですよね。そういう意味では、公、公営にして市民のためになるような運営をしていただきたいと思います。 以上で終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。 5番、
佐々木義明議員。 〔5番
佐々木義明君 質問者席へ移動〕
◆5番(
佐々木義明君) それでは、第6号議案、神栖市はさき保健・交流センターの指定管理について質問したいと思います。 私は、議員になってからも指定管理について幾たびか質問しているわけですけれども、制度がある以上、きちっとした民間の活力を使うということでは、私は大賛成なんですけれども、それがきちんとした形でなっているか、検証していくのが我々とか、やっぱり管理者の制度だと思いますので、その点について幾つか質問させていただきます。 まず、
指定管理者を選定するにあたり、経費節減、民間ノウハウを見極める必要があると思います。審査基準等があればお伺いしたいと思います。それから、審査にあたり、市が特に重要な点を置いたポイント・項目等があればお示しください。
○議長(
五十嵐清美君)
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(浅野明海君) 私からは、
佐々木議員のはさき保健・交流センターの指定管理についてのご質問にお答えいたします。 はじめに、
指定管理者の選定方法に関するお尋ねでございますが、
指定管理者の選定にあたりましては、施設の特性に合わせ、開館時間、休館日、自主事業等について、応募事業者から提案を受ける提案型公募、いわゆるプロポーザル方式で実施し選定いたしました。選定の際には、申請団体の実績や理念に関する事項、
指定管理者の基本方針に関する事項、施設の管理運営体制に関する事項、運営業務に関する事項、施設の維持管理業務に関する事項、自主事業に関する事項、収支計画に関する事項、その他の4つの審査基準項目を設定し、採点を行い選定いたしたところでございます。 また、審査にあたりましては、公共施設の適切な維持管理が行えることに加え、市民のみならず多くの方が利用する事業展開が可能であるかを特に重視したところでございます。 私からは以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) ありがとうございました。
指定管理者を選ぶというのは、やはりいろんな経験がないと分からない部分が多々あると思います。 そういったことで、維持管理する上で、やはり経費的なものも非常に大事かと思いますので、そのことについてちょっと質問させていただきます。 指定管理制度の導入により、経費はどのぐらい削減できているのか。今始まったばっかりであると思うので、策定はしていると思うんですよ、これだけやったということで。利益重視を目的としてPFIのアリーナと同じ新規候補者も民間であります。その点におきましても、そういった経緯の削減的なものを循環して投与していると思いますので、その辺の選定した業者に対して、維持管理も含めて経費節減がどのぐらい削減できるのか、そういったものをちょっとお願いしたいのと。
指定管理者を採用するにあたって、特に要望したことがあればお示しください。
○議長(
五十嵐清美君)
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(浅野明海君)
佐々木議員の2回目のご質問にお答えいたします。 最初に、経費の削減に対するお尋ねでございますが、本事業の指定管理料は、人件費を含め、年間約4千万円であります。
指定管理者制度を導入せず、市直営で運営した場合を、市内の類似施設となる保健・福祉会館の令和3年度の維持管理料と市職員の平均給与をもとに算定いたしますと、運営費は約6,700万円となります。そのため、年間で約2,700万円程度の経費節減が見込まれると考えております。 次に、審査後において、業者に対し市として要望することがあったのかとのお尋ねでございますが、特に、災害時における避難所の運営に対し、市に協力することを確認しております。 指定管理業務を実施する中で、利用者の満足度や利用状況について調査を行い、適宜連絡調整会議を実施し、市と
指定管理者間での情報共有をした上で、施設の設置目的を確実に果たしていくために、協議を重ねていくこととし、より良い市民サービスの向上に努めてまいりたいと思っております。 私からは以上となります。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) ありがとうございました。 2,700万円の削減ということで、まあこれが長年やっていく上で、もっともっと削減できるような努力をしてもらいたいと思います。 施設の運営にあたっては、やはり5年という長いスパンでやっておりますので、民間のノウハウも能力も日進月歩進んでくると思います。そういったことも含めて、5年後に随契ではなく、さらにそういったことも前向きに考えてもらって、新たな知恵をもたらすようなもので、担当部署としてしっかりと管理していくことを要望して終わります。 ありがとうございました。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、教育福祉委員会に付託することといたします。
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△日程第9 議案第7号
指定管理者の指定について ・は
さきマリンプール
○議長(
五十嵐清美君) 日程第9、議案第7号
指定管理者の指定について、は
さきマリンプールを議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。 〔5番
佐々木義明君 質問者席へ移動〕
◆5番(
佐々木義明君) それでは、議案第7号、は
さきマリンプールの指定管理についてもちょっとお聞きしたいと思います。 先ほど6号について申したような経緯もございますので、同じような指定管理でありますから、その辺も含めて質問したいと思います。 は
さきマリンプールは、向こうのほうに東部地区にプールがないと。子どもたちや学校の教場として施設となるということで、より一層の管理運営が必要だと思っています。 同じような質問になってしまいますが、よろしくお願いしたいと思います。 先ほど言った民間のノウハウ、経費節減といったものは同じなんですが、その
指定管理者を選ぶ審査の基準というかポイントとか、そういったものがあればお願いしたいと思います。
○議長(
五十嵐清美君)
文化スポーツ課長。
◎
文化スポーツ課長(新井崇人君) 今の
佐々木議員のご質問にお答えします。 はじめに、
指定管理者の選定の過程においての審査基準についてでございますが、また担当部署として特に重点を置いたポイントについてのお尋ねでございます。 まず、審査基準につきましては、神栖市
指定管理者制度導入及び運用に係るガイドラインに基づき、基本的な基準を定めており、施設の特性に応じて項目と配点を決定しております。 は
さきマリンプールの場合には、利用者の公平性・平等性の確保、施設の効用の最大限の発揮、利用者の安全・安心確保、経費の縮減、管理を安定して行う人的・財政的基盤、市の施策への貢献度の以上6項目にて基準を設定しております。 この中で特に重点を置いた項目でございますが、施設の効用の最大限の発揮であり、具体的には本施設が学校水泳授業を前提としている施設であることから、学校支援の考え方を特に重視すること。併せまして、市民の生涯健康スポーツ活動の推進と、市民相互の交流を促進する施設であることも求められるため、より効果的・効率的な施設運営を行えるか、民間のノウハウを生かした魅力ある自主事業の展開ができるかといったところをポイントとして捉えておるところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) ありがとうございました。 プールがやはり東部波崎地区にはなかったということで、より一層の地域貢献をしていくということで、重要ポイントも学校や地域の活性化を含めた支援ということで、確かにそういったことは必要だと思います。 より安全にすることは当たり前ですけれども、プールでありますから、浸水とかいろいろありますので、その点もよろしくお願いしたいと思います。 2番目として、先ほど申し上げたように、経費節減、やはりノウハウも含めて大事です。先ほど言ったPFI方式の同じ会社、施設の内容は異なりますので、それも含めて経費節減がどのぐらい見込めるのかを再度お願いしたいと思います。 それと、担当部署として
指定管理者に対し、仕様や要求水準以外に協議したことがあれば、プラスアルファですか、そのような様子が示されたのであれば、よろしくお願いします。 また、5年間の中で、より良い市民サービスの向上を図る手法は、さらにどのようなものがあるか、あればお示しください。よろしくお願いします。
○議長(
五十嵐清美君)
文化スポーツ課長。
◎
文化スポーツ課長(新井崇人君) それでは、
佐々木議員の2回目のご質問にお答えします。 はじめに、
指定管理者とすることによる経費の削減に関するお尋ねでございますが、は
さきマリンプールは新規施設であることから、包括的な指定管理と直営で委託した場合とで比較検討をしております。本施設は学校授業を実施することや温浴施設を併設していることなどから、資格や経験、専門性を求められる施設であり、有資格者や専門知識を有する職員がいることが必須となります。 これらのことについては、
指定管理者の場合ですと、これまでに蓄積されましたノウハウを生かした従業員のマルチタスク化によるスタッフ数の削減など、効率的・効果的な管理運営が行われることで経費の削減が見込まれるものです。 具体的な数値で対比できる項目を申しますと、委託費、使用料、賃借料、業務管理費、自主事業費などで年間約1,600万円、指定管理期間5年間で総額約8千万円の経費削減を試算しております。 また、収入の面においても、様々な民間サービスを経験し、利用者のニーズに応えるすべを熟知している事業者が、従来の発想になかった創意工夫が発揮されることで、魅力的な自主事業の実施が見込まれますので、直営と比べて稼働率の向上などにより収入が増加し、トータルコストの縮減に寄与するものと考えているところでございます。 次に、PFIと今回の新規施設の候補者も民間企業であるがという形についての考え方についてのお尋ねだったかと思います。 確かに、議員がお示ししましたとおり、両者、採算性を主たる目的とします民間企業でございます。公の施設として今回は
さきマリンプールにつきましても、住民に対して必要なサービスを提供することを目的としまして、それによって住民に対する公共の福祉、すなわち地域住民全体が高い満足度を獲得できるようにしなくてはなりません。このことは、
指定管理者として民間企業に委託した場合でも同様であり、
指定管理者が自らの利益だけを追求して施設の管理を行うのではなく、公の施設がどのように役割を地域住民から求めているかを念頭に置いて、地域住民に対する公共の福祉を高められるようなサービスを提供する必要がございます。 今後、これらのことを認識し、
指定管理者とすることで経費の削減が望めることはもちろんではございますが、市として、高品質で安定したサービスを提供できるようなノウハウや仕組みを構築し、施設の設置目的が効率的・効果的に達成できることに重点を置きまして、
指定管理者と協議を重ね、適切に助言指導を行ってまいりたいと考えております。 次に、市として仕様書などで何かご要望があったかについてのお尋ねでございますが、プラスアルファの追加があったについてお尋ねでございますが、本施設がございます東部地区においては、地元のにぎわいづくりが課題となっているところでございます。このたび、このことにつきまして候補者にお伝えをしたところ、協議の中で民間のノウハウを生かし、地元各分野の企業参画が望めるようなイベントなどの実施を計画しているとのことでございました。 次に、指定管理期間において、より良い市民サービスの向上を図る手法はどのようなものがあるかについてですが、具体的には市はガイドラインに基づき、
指定管理者に対して施設の有効利用や市民サービスの向上を図るための判断材料として利用者の満足度を重視しております。 そのため、定期的に施設の利用者からアンケート調査等を実施いたしまして、その結果に基づき、施設の管理運営のサービス改善や自主事業の展開に反映させてまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) ありがとうございました。 最後に3回目をしますけれども、今言われたような市民が求めているサービス、これが非常にやはり稼働率を上げるためには必要不可欠だと私は考えます。さらに、イベントとかアンケート調査、こういうのも非常に市民の声を反映できるものだと私も思いますので、ぜひともこういったことを流れを止めずに、しっかりとした形で運営して管理してもらいたいと思います。 要望としては、先ほど言った交流センターと同じような形で、これでいいというものはありませんので、5年後のやはり業者選定についてもしっかりとした形で、このアンケートとかそういったものも活用して、市民に対して不具合があるようでは、やはり人気戻りませんので、主たるものとして学校の使用というのがかなり頻度も増えてくると思いますので、先ほど申し上げましたが、きちっとした安全管理を徹底してよろしくお願いしたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。 6番、神崎誠司議員。 〔6番 神崎誠司君 質問者席へ移動〕
◆6番(神崎誠司君) すみません、通告していないので1点だけちょっとお伺いいたします。 今、子どもたちがコロナとかそういう影響もあると思いますけれども、保護者の中で泳げない子どもというのが増えているんですよ。水泳の泳げない子どもというのが。教育支援ということで、そのような指導なんかもやっていただけるのかどうか、そういう計画をしているのかどうか。要は、突然、海に行ったときに急に事故になったりとか、そういうこともありますので、本当これ泳げない子どもって、私の認識間違っているか、3分の1とか、下手したらクラスで半分ぐらい泳げないとか、水に携わる機会が減っていますので。逆に言ったら、心臓とか体の健康とかそういう面でもいいので、そういうようなことも今回の指定管理の中でやっていただけるのか、1点お伺いいたします。
○議長(
五十嵐清美君)
文化スポーツ課長。
◎
文化スポーツ課長(新井崇人君) ただいまの神崎議員のご質問にお答えします。 どのような形での水泳指導を行うかという形でございますが、基本的には
指定管理者は小学校・中学校学習指導要領解説体育編の内容を基本といたしまして、小・中学校の年間指導計画の学習内容等を基に、各学校との打合せを踏まえて指導内容を決定し、この指導内容に基づき、教員と協力しながら水泳指導の補助を行っていく形になると思います。 今ございましたように、確かにその実情、水泳授業がなかった中で、泳げないだとか、命のある泳力について、どのような形で指導をしていくかというのがポイントになってくるかと思うんですが、今後、今、実際に仮協定の段階でございますので、引き続き、実際に運営するような段階になった暁には、頻繁に学校と教育委員会と
指定管理者と打合せをしながら、具体的にどのような形で水泳授業を行っていくかというものを協議検討していきたいと思っているところでございます。 また、具体的に今聞いているところに及びますと、当該候補者にあたっては利用校の求めに応じて、いわゆる着衣水泳、服を着ながらのそういったところも実施することが可能という形で聞いておるところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 6番、神崎誠司議員。
◆6番(神崎誠司君) ありがとうございました。 泳げることが全てではないんですけれども、健康増進やいざというときの対応とかありますので、そのような指導を取り入れて、
指定管理者が決まるようであれば、学校のほう、教育委員会のほうと協議をしていただきたいと思います。 ありがとうございました。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、教育福祉委員会に付託することといたします。
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△日程第10 議案第8号
専決処分の承認を求めることについて ・令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)
○議長(
五十嵐清美君) 日程第10、議案第8号
専決処分の承認を求めることについて、令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 本案についても既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) まず最初に、この対象者ですけれども、1番の対象者はどれぐらいあって、前回との比較で比較してどんな具合か。新しい申請者はどうなのかをお伺いします。 それから、5回目の接種者は、対象者はどの階層で現在何パーセントになったか、お願いいたします。 それと、今後の見通しですけれども、第6回、第7回と続くのかどうかお願いいたします。 それと、今後このワクチンが有料になるのではないかという話もあるんですけれども、そいうことがないようにお願いしたいと思いますが、いかがですか、伺います。
○議長(
五十嵐清美君)
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(浅野明海君) 私からは、関口議員のご質問のうち、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金支給事業についてのご質問にお答えいたします。 はじめに、給付対象世帯数につきましては8,940世帯となります。そのうち、住民税均等割非課税が確認できた7,607世帯につきましては、確認書を送付し、振込口座等を確認いただいた上で返送いただいております。 そのほか、未申告の方や神栖市に非課税であるとの税情報がない令和4年1月2日以降に転入された方などにつきましては、必要書類をご用意いただき、申請書を提出いただくこととなります。 次に、事務委託ではどのようなことをするのかとのお尋ねでございますが、今回の給付金支給業務に係る業務委託としましては、電算処理委託と事務支援業務委託がございます。電算処理委託としましては、対象者の抽出と通知書等の作成、封入・封緘業務一式をお願いしたものです。また、事務支援業務委託につきましては、コールセンターにおいて制度内容や送付された確認書の記入方法、申請方法等を説明してもらうことが主な業務となっております。 個人情報の取扱いにつきましては、神栖市情報セキュリティ基本方針において、委託事業者は情報セキュリティ関係に関係する法令と、情報セキュリティポリシー及び情報セキュリティ実施手順を遵守する義務を負うものとされております。 私からは以上となります。
○議長(
五十嵐清美君)
保健予防課長。
◎
保健予防課長(岩井修二君) 私からは、関口議員のご質問のうち、新型コロナウイルス感染症に関するお尋ねにお答えをいたします。 はじめに、ワクチン接種の状況についてのお尋ねでございますが、現在実施をしております新型コロナワクチン接種につきましては、初回接種を完了している12歳以上の方を対象に、オミクロン株対応2価ワクチンを1人1回のみ、3回目から5回目として追加接種をしております。12月13日現在の接種状況は、対象者は約7万5千人に対し、接種者は3万1,839人で、接種率は約42パーセントとなっております。 次に、ワクチン接種の有料化についてのお尋ねでございますが、新型コロナウイルスについては、現在、感染法上の2類相当に位置づけられておりますが、感染症の死亡率が低下傾向にあることなどから、季節性インフルエンザ並みの5類に引き下げることも視野に入れ、国が検討を進めております。 また、ワクチン接種につきましては、来年3月までは無料で受けられる予防接種法上の特例臨時接種に位置づけられておりますが、その後の接種期間の延長や接種費用についても検討が進められており、市としましては今後も国の動向等を注視しながら、適切に対応してまいりたいと思います。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) 要望をお願いいたします。 諸外国は医療費無料なんですよね。そういう意味では、このワクチンは今後も無料にしていただきたいと思います。要望しておきます。 終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。 5番、
佐々木義明議員。 〔5番
佐々木義明君 質問者席へ移動〕
◆5番(
佐々木義明君) それでは、第8号議案、
専決処分の承認について質問したいと思います。 内容について、どうのこうのという私は話ではございません。
専決処分のやり方的問題をちょっと指摘したいと思います。
専決処分の定義は、
地方自治法第67号に基づくもので、本来、議会が議決しなければならない事柄について、時間的に議会の招集を待てない緊急な場合など、行政運営の遅れや滞りを防ぐため、例外的に市長が議会の議決の代わりに意思決定するということだと思います。 今回についても、そういった形ではありますけれども、それでは、本題に入ります。 そもそも時間的余裕がなく緊急な場合を想定すると、災害やテロなどが浮かびますが、今回の専決にはどのような経緯から専決することになったのでしょうか、お伺いします。また今回の補正予算は本当に緊急性を伴うものであったのか、お示しください。
○議長(
五十嵐清美君)
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(浅野明海君) 私からは、
佐々木議員の電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金支給事業の予算について、
専決処分を行った理由は、またその経緯についてのお尋ねにお答えいたします。 当該給付金支給事業につきましては、電力・ガス・食料品等の高騰により、特に家計への影響が多い低所得者世帯の生活を支援し、生活の安定に資するという趣旨を踏まえ、10月13日に国からの内示額を確認し、少しでも低所得者世帯に給付金を支給するため、
専決処分をしたものでございます。 当市においては、当該給付金の対象となる世帯数が多く、データ抽出後の確認書の発行や発送に時間を要することから、一日でも早く低所得者世帯に対し給付金の支給手続を行いたいと考え、現在も事業を進めてまいりました。何とぞご理解をくださるようお願いいたします。 私からは以上となります。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) 市民のやはり苦労を買っての手だてだというふうに理解しますけれども。 当市がそれだけ抽出に時間がかかるということでありますが、ほかの同じような鉾田市あたりでもそんなに変わらない人口だと思いますけれども、非課税世帯が神栖市のほうが多いんですかね。そういった理解もありますが。 私、ちょっとそういったことを含めて、鉾田市でやっている部分に対して、何で神栖ではできないのかと。スケジュール的にちょっと難しいというような発言でありましたけれども、本市では10月18日に専決決裁したとの情報だけありました。スケジュールを見ても、10月中旬対象者抽出、11月上旬確認の送付、11月末、口座登録後に順次支給とありました。そのようなことから、専決した10月18日に、何とか臨時議会が招集可能ではなかったのかと私は思っているんですけれども、それについて見解があればよろしくお願いします。
○議長(
五十嵐清美君)
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(浅野明海君) ただいまの
佐々木議員のご質問にお答えいたします。 鹿行地区の当該給付金の予算に係る対応状況につきましては、潮来市及び鉾田市においては、当該給付金のほかにも数件の案件があったことから臨時議会を開催したとのことでありました。鹿嶋市や行方市においては
専決処分を行ったとのことであります。 ちなみにですが、潮来市の対象は神栖市の対象世帯と比較しますと鉾田市の約3倍、鉾田市におきましては約2倍ということで、どうしてもその世帯数が多いというところでデータの抽出が時間がかかり、また発送に関しても、亡くなった方とかそういった方を削除していくという緻密な作業がございまして、どうしても時間を要するということで、一日でも早くということで
専決処分させていただいたところでございます。 私からは以上となります。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) 今、答弁ありましたように、人数的に大分時間がかかるというようなことをお聞きしましたが、こういったこと、臨時議会というのも専決ということも含めて、マンネリ化しているような状況もあります。 私、3年前、当選させてもらってから、臨時議会というのは一回もないんですね。専決、専決、専決と。これで議会が運営がちゃんとしているのかということをちょっと問いただしたくて今回上げました。 少しでもマンネリ化ならないで、議会軽視にならないように、なるだけ国からの予算が来たとか、新しい案件がある場合は、スケジュール管理をしっかりして、我々の議会によって決議をしてもらうよう要望しておきます。 終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案につきましては、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議案第8号
専決処分の承認を求めることについて、令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)に対する討論に入ります。討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第8号
専決処分の承認を求めることについて、令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
-----------------------------------
△日程第11 議案第9号
教育委員会委員の任命について
○議長(
五十嵐清美君) 日程第11、議案第9号
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 12番、
高橋佑至議員。 〔12番 高橋佑至君 質問者席へ移動〕
◆12番(高橋佑至君) こちらの議案でございますが、12月12日、議会の開会前に
議会運営委員会が開かれて追加された日程でございます。追加議案ですね、追加議案として承認されたものなんですが、今まで人事に関しては、たしか最近になってから議員協議会、全議員協議会ですか、その前段の議員協議会にて、資料などその方の経歴などを示されてきたんですが、今回その議員協議会では出されていない議案になるわけですね、その後、出された議案ですから。その方のこの議案を見ても名前と住所のみです。議員協議会で使われている資料の提示というのがなかったんですけれども、そういった補足資料の提示ってないんでしょうか、お答えください。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの高橋議員のご質問にお答えいたします。 その議案の中に住所・氏名等のみでということでございました。また、今回の議案に関しまして、議員協議会に資料提出がなかったということで、次回の議案の提出のほうをさせていただいたところでございます。そこの部分につきまして、個人情報等もございますので、記載がないというところでございます。また、協議会に間に合わなかったというところに関しましては、ご本人の承諾等、また日程調整等、時間を要したというところでございます。ご理解願います。
○議長(
五十嵐清美君) 12番、高橋議員。
◆12番(高橋佑至君) 失礼いたしました。フライングでしたね。 分かりました。時間的な猶予の話、議員協議会のほうに提出いただけなかった理由は分かるんですけれども、そちらの都合で説明資料がなくなるというのもなかなかのものなんです。今回これ即決ですよね、扱いとしては。この後、討論して採決をするという流れだと思うんです、今、質疑やっていて。それで説明する資料もないです。そちら側の都合過ぎやしませんか。少なくとも、確かにその方、今、審議されている方というのは、これまでも神栖市の教育委員として活躍されてきて分かる方です。 ただ、今回のように、突然、開会日に持ち込まれて説明することもなく、ただ名前と住所のみで審査しましょうというのは、少し乱暴な議論ですね。というよりも、議会に対して何でそんなに説明したくないんですか。提案理由などの説明はありました、いつもどおり。ただ、その方を説明する経歴だとか、どういった方なのかというところは最低限つけなきゃいけないんじゃないんでしょうか。 まあ、先ほど
佐々木議員も触れていましたが、もう少し議会に、責任がある議会の決断に対して、議会が承認するんですよ、こちら。今まで神栖市が何もなかったならまだしも、人事において、少しも悪くなかった方が辞めてしまったような人事もあるんです。それって議会が通っているんですよ。議会に対しても責任があるし、今回まあ、ならないこと、そういう事故が起きないことを期待はしていますが、もう少し議会に対して、情報提供とか審議する上での材料をいただけないんですかねという意味で聞いているんですが、どうなんでしょうか。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの高橋議員のご質問にお答えいたします。 今回の議案に関しましては、これまで質問ありましたとおり、4年間の教育委員としての活動をしてきているという実績、また本人の人格が高潔で、教育・学校及び文化に関して識見があるという観点から議案のほうを提出させていただいたところでございます。 しかしながら、ご指摘のように、説明不足等があるということであれば、今後、丁寧な説明に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) 12番、
高橋佑至議員。
◆12番(高橋佑至君) 私も過去にそういったことがあったときに、もう少し議会に対して丁寧に説明していただきたいということは申し上げたはずなんですが、忘れられているんですよね、残念なことに。執行部側の時間の都合で、このように説明するとか、丁寧に議会に対する申し開きがないまま審査が進まれてしまうというのは前例をつくることになってしまいますが。その部分、各議員自身がしっかりとこの方についての審査というのはできますけれども、もう少し執行部側も議会に対して説明責任を持っていただかなければ、あまりお話にならないというのが私の意見です。この議案に関してではなくて、議案に対する執行部の議会に対する説明責任をもう少し善処いただくことを期待しております。 以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 総務部長。 〔総務部長 竹内弘人君 登壇〕
◎総務部長(竹内弘人君) 今回の人事案件の経歴等につきましては、確かに直接説明する機会を設けることができず大変申し訳なく思っております。経歴資料につきましては、議案と同時に別添資料として議会側には送付してございます。行き違いがありましたら申し訳なく思っております。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案につきましても、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議案第9号
教育委員会委員の任命についてに対する討論に入ります。 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第9号
教育委員会委員の任命についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案はこれに同意することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後零時10分
△再開 午後零時21分
○議長(
五十嵐清美君) 休憩前に引き続き再開いたします。
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△日程第12 議案第10号 神栖市職員の
修学部分休業に関する条例
○議長(
五十嵐清美君) 日程第12、議案第10号 神栖市職員の
修学部分休業に関する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) この制度の導入の趣旨なんですけれども、なぜ今この制度が必要になってきたのか。職員の質の向上というか、そういうものを目指すものなのか伺います。 それから、従来の研修制度とは全く別ものになっているのか。それと、対象者はどういう方で、年間どれぐらいの人があるのか、また就業期間の休業期間、それの分は身分保障されるのかをお願いします。 それと4番目に、これ任命権者が任命してできることですが、その任命権者というのはどういう人で、どのような要件があるのかを伺います。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) 私からは、ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、
修学部分休業制度の趣旨、なぜ今この制度が必要なのかとのお尋ねにお答えいたします。 この制度は、地方公務員法第26条の2第1項、第3項及び第4項に基づき、市政のより円滑かつ効率的な運営に資することを目的として、職員の公務に係る能力向上、職員の働き方改革やワークライフバランスの向上に資するものと考えており、また、職員提案においても、働きながら学び直せる制度の導入について、職員からの要望もあったことや、他の自治体の導入実績等を総合的に勘案し、今議会に上程させていただきました。 次に、従来の研修とは別な制度であるかとのお尋ねにお答えいたします。 研修制度は、職務に必要な知識や技能を職務の一環として職務命令に基づき職員に習得させるものですが、
修学部分休業は、教育機関で就学したいという希望に基づき、職員自身が修学を申請し、公務上の必要に応じて承認するものであり、業務として命令する研修とは異なるものでございます。 次に、対象者の人数についてでございますが、職員提案からも職員のニーズがあることは把握しております。条例案について可決いただいた際には、修学意欲の高い、より多くの職員が利用できるよう周知してまいります。 次に、任命権者はどういう人でどのような要件があるのかとのお尋ねにお答えいたします。 任命権者とは、議長、市長、行政委員会等の長にあたる特別職であり、市長部局の職員につきましては市長が、教育委員会の職員については教育委員会がそれぞれ任命権者となります。本制度では、任命権者は職員の
修学部分休業について承認や取消しを行うものであります。 なお、修学期間中の身分保障については、従来どおり保障を継続するものでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) ありがとうございました。 もう一度確認したいんですけれども、あくまでも本人の学習意欲、そのことが狙いで、市の都合で市の実施する、市の都合のいい人選をするということではないんですね。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 本制度におきましては、あくまでも本人の修学希望に基づくものであって、市からの指名をするものではございません。本人が学びたいという内容に応じた学習をすることとなります。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第13 議案第11号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
五十嵐清美君) 日程第13、議案第11号 神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) 人事院勧告が給与引上げを行っているんですけれども、その特別職の給与の引上げもその趣旨に沿ってやられるようですが、特別職の人数と予算、どれぐらいかかるのか。この特別職の中にもちろん議員も入っているのかどうかをお願いいたします。もし議員が入っているとなると、お手盛り値上げになるのではないかと思いますけれども伺います。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの関口議員からのご質問にお答えいたします。 はじめに、条例改正の趣旨についてのお尋ねにお答えいたします。 特別職の給与改正につきましては、市長、副市長及び教育長の期末手当の支給率を0.05月分引き上げるものでございます。年間の支給率といたしましては3.25月から3.3月への引上げとなります。また、市長等の例により支給をすることとなっております市議会議員の期末手当につきましても、同様に0.05月分の引上げとなるものです。 次に、特別職の人数及び予算はどれぐらいになるのかとのお尋ねにお答えいたします。 特別職につきましては、市長、副市長、教育長及び市議会議員でございまして、影響額につきましては、合計約62万円となる見込みでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) もう一度確認しますけれども、議員も含まれるということでよろしいですか。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のとおり、市議会議員も含まれてございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第14 議案第12号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
五十嵐清美君) 日程第14、議案第12号 神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) これ一つだけ確認します。改定の内容根拠は、先ほどの11号と同じ人事院勧告の給与引上げに伴うものだと思いますが、その内容を具体的にお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 今般の条例案の概要といたしましては、一般職員の月例給及び勤勉手当支給率並びに特定
任期付職員の月例給及び期末手当の支給率を引き上げるものでございます。 一般職員の月例給につきましては、初任の係長級程度までの若年層職員に適用される給料月額を引き上げるものでありまして、大卒初任給につきましては3千円、高卒初任給については4千円の引上げとなるものでございます。 また、特定
任期付職員の月例給につきましては、特定
任期付職員に適用される給料表1号給から5号給のうち、1号給の給料月額を1千円の引上げとするものです。 また、勤勉手当の支給率につきましては、一般職員においては0.1月分、再任用職員については0.05月分の引上げをし、また特定
任期付職員の期末手当支給率については0.05月分の引上げとするものです。 なお、給与条例改正による人件費への影響額でございますが、約3,600万円となる見込みでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) もう一度確認いたします。
任期付職員とか臨時職員とか、そういう方はどうなるんでしょうか、お願いします。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの関口議員からのご質問にお答えいたします。 今回の給与引上げの対象でございますが、はじめに
任期付職員につきましては一般職員と同じ割合で月例給及び勤勉手当の支給率が引上げ改定となります。 次に、会計年度任用職員につきましては、令和5年4月からの適用となりまして、毎月の報酬額が一般職員の給料表の金額を基準として算定されておりますことから、一般職員の月例給の引上げに伴いまして、会計年度任用職員の報酬額も引上げとなります。代表的な勤務条件での例を申し上げますと、1日6時間、週5日間勤務の事務補助職員の場合、月の報酬額がおおむね3千円程度の引上げとなる見込みでございます。 なお、会計年度任用職員には勤勉手当の支給規定がございませんので、一般職員の勤勉手当支給率改定は会計年度任用職員には特段関係しないものと考えております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案についても、総務産業委員会に付託することといたします。
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△日程第15 議案第13号
工事請負契約の締結について ・4
海浜公園墓地合葬墓整備工事
○議長(
五十嵐清美君) 日程第15、議案第13号
工事請負契約の締結について、4
海浜公園墓地合葬墓整備工事を議題といたします。 本案についても、既に提案理由の説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) これは市民の要望などもあったのでしょうか。対象者は増えてきているのかどうかをお願いいたします。 また、無縁仏のような場合、神栖市の場合は他の市町村から入ってきている人が多いと思いますが、この無縁仏のような場合には無料にするのか。どういう構想でやられているのかお願いいたします。 それから、清水建設のほかにどこか入札に参加したところはなかったのかどうかをお願いいたします。 このような仕事ですと、地元の業者でできる人はあると思うのですが、どんなだったのかお願いいたします。 それから、この工事によって緑がどれだけ増えるのかをお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) 環境課長。
◎環境課長(飯村英一君) 私からは、関口議員のご質問のうち、合葬墓の対象者について、無縁仏などの承継者問題について、施設構想について、緑が増えるのかについてのお尋ねにお答えいたします。 はじめに、墓地需要が増えているかとのお尋ねでございますが、現在、墓地管理における様々な問題や市民からの問合せが増えている状況でございますので、合葬墓を含めた墓地の需要は増加するものと推測しております。 次に、墓地管理等の諸問題についてのお尋ねでございますが、今回、墓地管理等の多様性や将来への不安の少ない墓地形態として、生前予約制も考慮した計画としており、承継問題に不安を感じている方も安心して利用していただける施設となっております。 また、使用料金につきましては、様々なケースを想定し、他自治体の事例も参考にし、またパブリックコメント等のご意見を活用しながら、有償を基本とした施設の管理運営を進めてまいりたいと考えております。 次に、合葬墓の施設の概要と構成についてのお尋ねでございますが、施設につきましては、シンプルで機能性や快適性を備え、将来の維持管理などの更新や改修にも対応しやすい構造となっております。 利用者につきましては、一般的な清掃などの維持管理を必要とせず、利用者のみならず承継者の負担も軽減されます。また、ご遺骨につきましては、遺骨を約1,500体納骨できる専用ロッカーを設置した納骨室と、遺骨を約4,500体永代安置できる合祀室を併設したものとなっております。 この承継者が不在である世帯や負担をなるべく軽減したい世帯にとっても、有益な施設となっております。点在する諸問題の解決策として非常に有効であると考えております。 次に、緑地が増えるのかとのお尋ねでございますが、建設予定地は現在更地となっておりますが、今回の工事で合葬墓の周囲に約400平方メートルの芝張りを施工することとなっております。公園につきましても、合葬墓も含めた海浜公園墓地の緑地について、植樹による枯れ木部分の緑地の復元など、適正な管理を行ってまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君)
契約管財課長。
◎参事兼
契約管財課長(鈴木雅之君) 私からは、ただいまの関口議員の質問のうち、入札の状況についてお答えさせていただきます。 まずはじめに、清水建設のほか、どこが入札に参加したかとのことでございますが、本件の入札に参加した事業者は、株式会社清水建設1者のみでございます。 次に、地元の業者で受注できる事業者はなかったのかというお尋ねでございますが、開札時点におきまして、本件の入札参加資格要件を満たしている事業者数は9者ございました。そのうち市内の本店業者が3者、市内の支店業者が6者でございます。これらの市内業者からはどなたも本件入札に関して応札がなかったものでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、
関口正司議員。
◆19番(関口正司君) 葬式とか、どこに埋設されるとか、そういうことはみんな生き残った人のまつりごとであって、死んだ人は全く関係ないんですね。死んだ人はどこに埋められていようと関係ないと思うんですけれども。そういう意味でも、今度のこの設備は非常に皆さんから歓迎されていることだと思います。 ただ、この建設が清水建設1者だけというのが、私、納得いかないんですよね。むしろ、こういうことだとすれば、地元でできる業者を今後育てていただきたい。地元の業者でできるようなことをしていただきたい。そのことが市の発展にもつながると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 以上で終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。 10番、境川幸雄議員。 〔10番 境川幸雄君 質問者席へ移動〕
◆10番(境川幸雄君) それでは、何点かお伺いさせていただきます。 今、関口議員のほうからも質問があって、地元でも9者あったが1者も応札に対応されたところがなくて清水建設1者ということで、非常に地元が手を挙げていただけない残念な事案であります。 まず最初に、この予定価格なんですけれども、ウクライナ侵略やコロナといったこの数年間、事が続く中で、積算値においてコロナ前と例えば比較した場合に、どれぐらいがこの1億6千万円というのは増えてこの金額になったのかが分かればお示しください。 それから、先ほど地元でも9者できるということでしたが、この清水建設は、私もちょっと調べたら大手のゼネコンの清水建設じゃなくて、もともと鉄工所を営まれている会社だというところで、ほとんどホームページ等を見ても実績がない会社なんですけれども、本当にできるのか本当に心配です。この会社が実際にこの施工が本当にできるのか、本当に気になります。もしくは、それとまるっきり下請に丸投げして、この施工が行われてしまうんじゃないかと。その中において、地元の事業者が下請なんかで入るなんていうことがあってはいけないので、しっかりその現場の施工監理も注視していただきたいなというふうに思います。 その中で、いろいろとこの1億6千万円のお仕事の中で問合せ等もいろいろ地元の業者もあったのではないかなというふうに思うんですけれども、その辺、どのくらいの問合せ等が来たのかが分かれば、環境課であろうが契約管財課であろうが、分かっている範疇で結構ですのでお伺いさせてください。 1回目の質問とします。
○議長(
五十嵐清美君)
契約管財課長。
◎参事兼
契約管財課長(鈴木雅之君) 私からは、ただいまの境川議員の質問のうち、入札の価格の変更、推移ということで、ちょっと事前の経緯も含めて説明をさせていただきたいと思います。 本件につきましては、5月に1度、市内の本店、市内支店の業者を対象に入札を執行しております。その際、応札がなく不調となったもので、その後、6月に県内の本店、市内の支店という、ちょっと地域を拡大した形で再度入札を執行した経緯がございます。 残念ながらいずれの入札におきましても、市内業者、県内業者からの応札はなかったもので、今回、11月に単価の見直しなども行いまして入札を行った結果、1者の応札があったものが清水建設ということでございます。 その単価の見直し、コロナの影響による状況ということもあるかと思いますが、当初の予定価格におきましては税抜きで1億3,630万円の予定価格でございました。今回の予定価格が税抜きですので1億5,030万円の予定価格で入札を行ったものでございます。いろんな単価の見直しというところで、そういったところの影響を加味したものと捉えております。 また、施工ができるのかどうかというところのお尋ねもございました。そちらにつきましては、この後、資格審査は済んでおりますので、本件、ご承認いただいて、正式な契約を締結した暁には、施工計画書ですとか、適正な書類等を確認させていただきまして、所管課において適正な執行、契約の履行に向けて取り組んでいただくものとなると思います。 また、地元の業者が入るのかどうかというようなところでございますが、入札の共通事項というのを設けておりまして、この中では下請ですとか、そういった関連、極力、地元の業者等を活用するようにということも設けておりますので、その辺は適切に施工者、受注者が判断して行われるものと考えております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 環境課長。
◎環境課長(飯村英一君) 私からは、境川議員の質問のうち、お問合せの件数と、あと先ほども
契約管財課長のほうからご答弁ございましたけれども、業者の今回の受注、仮契約されます株式会社清水建設の評価でございますけれども、まず、問合せにつきましては1件ございました。 続きまして、業者の株式会社清水建設様の評価でございますけれども、那珂市のほうで、ホームページを確認しました。そうしましたところ、優良企業ということで表彰をされている企業様でございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 10番、境川幸雄議員。
◆10番(境川幸雄君) まず、価格ですけれども、当初1億3千万円程度でなかなか手を挙げていただけるところがなかったという中で、価格高騰の中において2千万円ほどの積み上げをしてということです。これについての情報がこの9者含めたいろんな市内の業者さんにも積み上げされたという情報がしっかり伝わっていたのかどうなのかというところを1点確認させてください。非常に大事な部分だと思います。なかなかその利益の、ボランティアの仕事ではなかなか生活苦の中では業者さんも手を挙げていただけないと思いますので、その辺はどうだったのか、1点確認させてください。 それから、今、ホームページを確認したところ、優良的な表彰を受けていらっしゃるというところで確認をしたということですが、私も見させていただいたんですけれども、創業以来、鉄工がメインでやられている会社のように見受けられます。いろんな44自治体のどこにでも札を入れられているような実績もあるというふうに伺っております。 この中において、神栖市のニーズであるこのような墓地体系が今後必要なことは十二分に認識はしているんですけれども、より良いものを造っていただきたいということで質問をさせていただいております。その辺の施工監理含めて、この1者でこのような形で進むのであれば、しっかりその現場ですね、その書類上はもう当然どこも整えてくるのは当たり前です。問題はどこにあるのかというと、やはり技術力やら、やはりいいものを造る現場の施工だと私は思っておりますので、しっかりその辺も踏まえて、行政のほうで確認をしていただきたいなというふうに思います。 最後に先ほど問合せが1件あったという話でありました。これが業者さんからであったのか、それかもしくは一つ確認したいのは、職員のOBといいますか、再任用職員からの問合せがなかったのかというところを確認させていただいて、質問を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 環境課長。
◎環境課長(飯村英一君) 私からは境川議員のご質問にお答えいたします。 まず、現場管理につきましては、職員自ら設計事務所等管理も含めまして、適切に対応させていただきたいと思います。 次に、1件の問合せでございますけれども、こちらについては職員からのOB、その他等の問合せではございません。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君)
契約管財課長。
◎参事兼
契約管財課長(鈴木雅之君) 私からは、境川議員のご質問のうち、積み上げ分の周知についてというところがございました。 本件入札に関しましては、予定価格事前公表としておりますので、当初の金額、また改めた金額について、公告の中で事前公表しておりますので、周知されておるものと捉えております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君)
契約管財課長。
◎参事兼
契約管財課長(鈴木雅之君) 失礼しました。 契約管財課のほうへのお問合せということでございますね。うちのほうについてのお問合せ等はございませんでした。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 本案については、都市環境委員会に付託することといたします。
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△日程第16 請願第3号
インボイス制度の実施中止を求める意見書に関する請願書について
○議長(
五十嵐清美君) 日程第16、請願第3号
インボイス制度の実施中止を求める意見書に関する請願書を議題といたします。 紹介議員から趣旨説明を求めます。 19番、
関口正司議員。 〔19番 関口正司君 登壇〕
◆19番(関口正司君) ただいま議長からご指名をいただきましたので、請願第3号の趣旨説明をさせていただきます。 朗読をもって説明に代えさせていただきます。 請願第3号
インボイス制度の実施中止を求める意見書に関する請願書 2022年11月16日
神栖市議会議長 五十嵐清美様 請願者代表 団体名 鹿行民主商工会 氏名 森 明光 住所 神栖市奥野谷7815-2 団体名 鹿行農民組合 氏名 黒崎 武 住所 行方市内宿武蔵野1449-56 団体名 全日本年金者組合鹿行支部 氏名 仲澤 實 住所 潮来市水原2322-1 団体名 鹿行平和委員会 氏名 風間道夫 住所 潮来市釜谷1367-4 紹介議員 関口正司
インボイス制度の実施中止を求める意見書に関する請願書 要旨 新型コロナ感染の影響で景気回復が見通せず、中小事業者の経営困難が続く下で、2023年10月から消費税の
インボイス制度(適格請求書等保存方式)が実施されようとしています。 世界では付加価値税(消費税)を引き下げる動きが広がっている中、財務省は消費税の
インボイス制度を実施して、消費税収を2,480億円も増やそうとしています。消費税の
インボイス制度は、年間売上1,000万円以下の小規模事業者やフリーランスを課税業者に仕立て上げ消費税を搾り取るという計画です。 免税業者を取引から排除しかねない
インボイス制度は、事業者間の取引慣行を壊し、免税点制度を実質的に廃止するものです。仕入れや経費に含まれる消費税を価格や単価に転嫁できなければ、ベンチャーもフリーランスも育ちません。 特に、神栖市は大手企業が立地する『鹿島臨海工業地帯』が展開されており、下請けとして現場第一線で働く小規模建設事業者の出入りも多いことから、
インボイス制度導入に伴う経営難による廃業などが増えれば、工業地帯の生産力を担う現場の働き手を失う事態になりかねません。 また、高齢者の社会参加促進や生きがいの充実などに貢献しているシルバー人材センター事業においては、会員が請負契約を結び個人事業主として配分金(収入)を得ていることから、会員が課税業者になるか、シルバー人材センターが会員への配分金に含まれる消費税を負担するか、厳しい選択を迫られることになるなど、
インボイス制度導入が与える影響は広範囲です。 地域経済が疲弊する下で、中小商工・農漁業者は事業継続や雇用維持に必死の努力を続けており、
インボイス制度に対応できる状況ではありません。多くの中小企業団体や税理士団体も『凍結』『延期』『見直し』を表明し、現状での実施に踏み切ることに懸念の声を上げています。
神栖市議会におかれまして、フリーランスやシルバー人材センターなどを含め多様な働き方が主流となっている現代で中小業者の暮らしと商売をつぶす
インボイス制度実施の中止を求める『意見書』を国へご提出いただきますようお願い申し上げます。 以上 請願項目 消費税の
インボイス制度実施中止を求める意見書を採択し、国に提出して頂くこと。 以上でございます。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) ただいま紹介議員の趣旨説明が終了いたしましたので、これより質疑に入ります。質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 請願第3号につきましては、総務産業委員会に付託することといたします。
-----------------------------------
△日程第17 休会の件
○議長(
五十嵐清美君) 日程第17、休会の件を議題といたします。 明日16日から22日までの7日間を各
常任委員会並びに特別委員会の開催及び議事整理のため休会とすることにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
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△散会の宣告
○議長(
五十嵐清美君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 次会は、12月23日午後2時から本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。
△散会 午後零時58分 令和4年第4回
神栖市議会定例会付託議案等一覧表 (R4.12/15付託)区分議案番号件名総務産業委員会議案第10号神栖市職員の
修学部分休業に関する条例議案第11号神栖市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例議案第12号神栖市職員の給与に関する条例及び神栖市一般職の
任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例請願第3号
インボイス制度の実施中止を求める意見書に関する請願書教育福祉委員会議案第5号財産の取得について
・4神栖市はさき保健・交流センター什器類購入議案第6号
指定管理者の指定について
・神栖市はさき保健・交流センター議案第7号
指定管理者の指定について
・は
さきマリンプール都市環境委員会議案第13号
工事請負契約の締結について
・4
海浜公園墓地合葬墓整備工事予算決算
常任委員会議案第1号令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第7号)議案第2号令和4年度神栖市
介護保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)議案第3号令和4年度神栖市
水道事業会計補正予算(第1号)議案第4号令和4年度神栖市
下水道事業会計補正予算(第1号)即決議案第8号
専決処分の承認を求めることについて
・令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第6号)議案第9号
教育委員会委員の任命について...